被害者同盟について
SI被害者同盟は、主に2014年以降スルガ銀行および不動産業者より、不動産投資名目の営業を受け、預金口座残高、源泉徴収票、賃料表、売買契約書などの書類の改ざんにより、本来の物件価値以上の高額の融資、いわゆるスルガスキーム(※1)を受けた結果、間もなく返済が困難に陥った被害者達による、非営利団体です。
当同盟の被害者は一致団結し、河合弘之弁護士、山口広弁護士を団長とする「スルガ銀行不正融資被害弁護団」と連携しながら、スルガ銀行による不正融資の実態解明、ならびに被害の回復を目指して活動していきます。
アパート・マンション融資は、既に明らかとなったシェアハウス融資(かぼちゃの馬車事件)(※2)と全く同じ詐欺的スキームで実行されたにもかかわらず、スルガ銀行は異なる問題であると主張し、何ら解決に向けた姿勢をとらず問題を先送りし続けています。
わたしたちは、さらなる被害者を二度と出さないためにも、この事実を正しく世間に知らせていくと共に、平穏な生活を取り戻すために活動を続けて参ります。
(※1)
スルガスキーム:
通常の銀行業務では融資対象とはならない物件・顧客へ融資するために、相場より相当高額な物件評価ならびに人物評価が出せるようにした、収益物件向けの融資スキームのこと。
スルガ銀行内の融資審査を通すために、賃料表の改ざん・自己資金の改ざんなどコンプライアンスを無視した不法な行為を通じて行われた。
これにより、どの不動産業者でもフルローンの融資が可能となり、2018年までのスルガ銀行の急成長の礎となった。
第三者委員会調査報告書(全文:公評版)
2018年9月7日_スルガ銀行株式会社第三者員会
https://www.surugabank.co.jp/surugabank/kojin/topics/pdf/20180907_3.pdf
(※2)
2020年3月25日付け「シェアハウス関連融資債権の譲渡に関するお知らせ」
2021年3月1日付け「シェアハウス関連融資債権の譲渡に関するお知らせ」
2019年5月15日付け「シェアハウス向け融資およびその他投資用不動産融資に関する元本一部カットについて」
活動方針
私たちはスルガ銀行の不正融資問題の根本的解決に向けて以下の活動をしています。
・情報交換
・情報配信
・スルガ銀行不正融資被害弁護団と連携
・一般社団法人ReBORNsとの連携