被害者同盟 声明の発表について
2025年10月31日に静岡地方裁判所において、スルガ銀行株式会社が旧経営陣に対して提起した損害賠償請求訴訟の判決が言い渡されました。
本判決は、旧経営陣のうち岡野光喜元スルガ銀行会長を含む元スルガ銀行役員複数名に対し、総額13億3,521万円余の支払い義務を認めたものです。
裁判所は、シェアハウスローンを含む投資用不動産融資において、旧経営陣が問題点を認識していたことを認定し、スルガ銀行という「企業」としての「構造的な不正体質」を司法が公式に認めました。
今回の判決を受け、SI被害者同盟、SS被害者同盟は、ここに被害者同盟声明を発表いたします。
「旧経営陣の責任であり、現経営陣は関係ない」「構造的な不正体質はあったが、個別の融資案件とは結び付かない」等と、スルガ銀行が組織的不正行為から逃げることなく、悪質な組織的不正行為の責任を認め、被害者に真摯に対応することを切に願っております。

