スルガ銀行さん 私の平穏を返して下さい!

掲載日:2022年2月26日

私は、1962年生まれの60才です。大学卒業後、数社を経て2003年に現在も勤務している生命保険会社に入社しました。家族は妻と社会人の息子2人です。

私は2016年6月に千葉県の郊外にある鉄筋コンクリート造3階建のマンション(築25年ほど)を3.3億円で購入する契約をし、購入資金として同月スルガ銀行から3億円の融資を受けました。

現在、スルガ銀行へのローン返済が滞り、将来の妻と慎ましやかな老後生活が確実に破綻してしまうため、精神的にも不安定になり仕事も手につかず日々苦しんでいます

スルガ銀行センター長の“良い物件です”という言葉

2016年3月頃に、自分のお客様である投資用不動産会社経営のK氏のセールスを受けたことに始まります。 K氏の紹介でT不動産という不動産販売管理をしている会社の取扱物件を購入する流れとなりました。正直自分の年収・貯金では無理だと思っていました。
投資用物件の場合はその物件の適正評価がキチンとしていないと通常融資が通らないと知り合いの銀行マンが言っていたからです。

K氏に審査資料や通帳を全て渡し、審査待ちの段階でK氏が、『T不動産のA取締役とスルガ銀行のEセンター長は太いパイプでつながっている。多少金利が高いけど大丈夫ですよ』と言っていたことが忘れられません。
そして後日、K氏より審査が通ったとの連絡が入った時には、そんなに良い物件だったのかと驚きました。

売買契約も融資契約も金消契約も全て6月21日に東京の学士会館にて行いました。K氏、スルガ銀行2名(Eセンター長・F行員)など合わせて7名に対し私一人で長時間拘束されわかりづらい説明の中、大量のサインと押印を迫られその時の記憶は曖昧です。
ただ記入が終わりタバコブースに行くと、スルガ銀行のEセンター長もいて、私が『この物件本当に大丈夫ですよね』と聞くと『良い物件ですから安心して下さい!』と言ってくれて、銀行のセンター長が言うのだからと、不安に思っている自分を納得させました

仲介した不動産業者は倒産 収支はマイナスに

当初の収支はT不動産との家賃保証契約となっておりましたが、固定資産税を差し引くと年間収支は若干のプラスにしかなりませんでした。この物件の購入は本当に良かったのか?と疑問を感じていましたが、2~3年後金利が引き下げられたら状況は良くなると言われ我慢していました。

約2年が経過した2018年5月頃、T不動産が倒産しそうだとK氏に言われ、すぐに管理会社の変更を促されました。また次は家賃保証契約ではなく賃料の5%が管理料だからと言われ、その時初めてこの物件の一部屋の家賃は幾らなのかを知らされていないことに気付き、問い質して分かった金額は、固定資産税を考慮すると年間433万円のマイナスでした。
その後T不動産は8月に倒産してしまいました。途方に暮れていましたが、兎に角弁護士先生を探し回り10月にやっとG弁護士に受任してもらい現在に至っております。

偽装された融資審査資料 かさむ修繕費用・つのる不安

物件の価値を信じていた私としては、スルガ銀行は何をもって融資したのか?
とても強く疑問を感じました。担当弁護士の助言で2018年末と2019年末にスルガ銀行に融資当時の資料の開示請求を行い、送られてきた資料を見ると偽装改ざんのオンパレードだったのです。

レントロールの賃料が実際の賃料の1.8倍になっておりました。更に預金通帳残高が合計で約7200万円も水増しされていました。大手の不動産会社に評価を依頼したところ、売買評価額が1.2~1.3億円となり、売買価格の半分以下と診断されました。修理費用もこれまで250万円以上掛かっています。他にも空室の原状回復費と給水ポンプの修理に数百万円かかる予定です。
また大規模修繕もやっておらず、これからの事も不安で仕方ありません。

どうかどうか普通で平穏な日々を返して下さい。

自己責任? 一番悪いのは融資審査を適正に行わないスルガ銀行

私は正直、不動産投資によって不労所得を得ようと思い買った訳ではありません。37歳のK氏というお客様を応援しようという気持ちと、銀行が適正価格と判断して融資したのだから大丈夫、数年後には売却しよう、その2つが決め手でした。

まさか銀行ぐるみで書類を改ざんしてまで不正をするとは夢にも思っていませんでした。スルガ銀行が、物件調査を行って融資の可否を正しく判断していたら今回のようなことは起こっていません。
銀行とは『お金という血液を個人や企業へ運ぶ心臓』と思っています。だからこそ公明正大でなければいけないのです

家族に何の相談もせずやってしまったことをとても後悔しています。昨年春に家族に打ち明けました、妻は将来を悲観し、私に怒りそして泣き崩れました。
私も自殺を何回も何回も考えました・・・でもスルガ銀行のEセンター長の顔、K氏の顔を思い出すと、彼らの為に自殺なんか絶対できない!その一点だけで生き恥覚悟で闘っております。皆様!何卒お力をお貸しください。

<編集部コメント>

もとはといえば、顧客を応援しようと言う気持ちから始まったことでした。

それを踏みにじったスルガ銀行は許されるはずも有りません。銀行は融資について、正しく、厳しく判断しているという信頼が根底から覆されています。

自殺を考えたりなさらずに、“悪いことは悪い”と訴え続けて、望んでいらした平穏な日々を取り戻してほしいと願うばかりです。