スルガ銀行 不正の事実-013 ストレッチ目標

2018年9月7日に公表された、スルガ銀行株式会社 第三者委員会 調査報告書によると、スルガ銀行は営業数値目標を更に積み増した独自の営業目標値を「ストレッチ目標」として、パーソナル・バンク内の営業店に課してた旨が記載されております。

各支店に設定されるストレッチ目標は、営業推進項目の1.5倍など、異常な目標値であったことが指摘されております。
ストレッチ目標は前年の何倍で設定されており、「市場規模を全く無視した目標数値であり、達成するためには不正をして融資件数を伸ばさなければ達成できなかった」と、
スルガ銀行に関連する裁判にて、スルガ銀行行員による証言もされております。

このストレッチ目標を達成するために、スルガ銀行は不動産業者と結託し、スルガ銀行 偽装の実態でも紹介しております通り、多くの融資審査資料改ざんに積極的に関与しておりました。
担保価値以上の融資を実行し、本来融資してはならない物件や顧客に対して、本来の価値以上の融資が行われました。

その結果、多くの不正融資被害者が生まれることになりました。

(参考サイト)スルガ銀行株式会社 第三者委員会 調査報告書(175/338ページ)
https://www.surugabank.co.jp/surugabank/kojin/topics/pdf/20180907_3.pdf