スルガ銀行 偽装の実態-013 原本の写しに相違ありません-001
この資料は、スルガ銀行不正融資による被害者がスルガ銀行から開示された、融資審査の資料の1つです。
スルガ銀行から開示された融資審査資料の残高明細及び入出金明細に改ざんがあります。
左側の被害者が所有している取引明細では、H29/7/8に6,266,377円の残高があることになっておりますが、右側の入出金明細では同日時点で66,266,377円の残高に改ざんされており、センター長による原本確認が行われた旨の押印があります。
6千万円の自己資金の改ざんが行われていることは、融資審査時にスルガ銀行が原本を確認すればすぐに判明することです。それにもかかわらず、センター長は「原本の写しに相違ありません」という印鑑を押印しております。
つまり、不正の事実-007に記載の通り、スルガ銀行の行員は「不正を行わなければ融資ができず、営業の数字が作れない」という理由で、スルガ銀行行員自らが積極的に資料改ざんに関与してことが、この資料からよくわかります。
不正の事実-005でも示してた通り、行員の営業成績を上げるために、本来融資をしてはいけない顧客や物件に対して、このように審査資料を偽造して融資を行い、結果として多くの不正融資被害者を生むことになりました。