スルガ銀行 偽装の実態-031 原本の写しに相違ありません_012

この資料は、スルガ銀行不正融資による被害者がスルガ銀行から開示された、融資審査の資料の1つです。

被害者がスルガ銀行から開示された通帳はそもそも表紙からして相違しております。
この被害者は、スルガ銀行にも不動産業者にも預金通帳を提出していないにもかかわらず、スルガ銀行からは融資審査資料として表紙からして相違している預金通帳が開示され、さらにはスルガ銀行のセンター長による原本確認印まで押印・サインされております。担当行員だけではなく、その上司であるセンター長までもが不正融資に関与していたことになります。もちろん預金残高も偽造されております。

つまり、不正の事実-007に記載の通り、スルガ銀行の行員は「不正を行わなければ融資ができず、営業の数字が作れない」という理由で、上司も含めてスルガ銀行が組織的に資料改ざんに深く関与していたことが、この資料からよくわかります。

不正の事実-005でも示してた通り、行員の営業成績を上げるために、本来融資をしてはいけない顧客や物件に対して、このように審査資料を偽造して融資を行い、結果として多くの不正融資被害者を生むことになりました。