スルガ銀行 偽装の実態-005 製本屋 スルガ銀行

この資料は、スルガ銀行不正融資による被害者がスルガ銀行から開示された、融資審査の資料の1つです。

被害者は、2014年12月20日にスルガ銀行行員のメールアドレス「・・・@surugabank.co.jp」宛にネットバンキング入出金明細のPDFを送付し、翌営業日の2014年12月22日にスルガ銀行行員から「通帳の中身は確認させていただきました」と返信がありました。
その後、不正融資の調査のためスルガ銀行から開示された自己資金の証拠資料は、ネットバンキングの入出金明細ではなく、預金通帳のコピーが開示されたのです。預金通帳を渡したことは無いにもかかわらず、なぜか見開きの預金通帳のコピーが開示されました。もちろん預金残高も偽造されております。

つまり、不正の事実-007に記載の通り、スルガ銀行の行員は「不正を行わなければ融資ができず、営業の数字が作れない」という理由で、スルガ銀行行員自ら積極的に資料改ざんに関与していたことが、この資料からよくわかります。

不正の事実-005でも示してた通り、行員の営業成績を上げるために、本来融資をしてはいけない顧客や物件に対して、このように審査資料を偽造して融資を行い、結果として多くの不正融資被害者を生むことになりました。