スルガ銀行 偽装の実態-008 外国人被害者
この資料は、スルガ銀行不正融資による外国人被害者がスルガ銀行から開示された、融資審査の資料の1つです。
外国人被害者が不動産業者から手渡された賃料明細表は英語表記となっており、11部屋の空室にもかかわらず、スルガ銀行から開示された賃料明細表によると、全く別のフォーマットかつ日本語表記となっており、2部屋の空室と偽装されされております。不動産業者はスルガ銀行に提出する賃料明細表とは別に、外国人被害者に説明する賃料明細表をそれぞれ作成していたことがわかります。
もちろんこの賃貸明細表はスルガ銀行による偽装・黙認が行われております。それを可能にしたのは、不正の事実-010や偽装の実態-004に記載の通り、スルガ銀行が入居偽装に積極的に関与していたからです。
つまり、不正の事実-007に記載の通り、スルガ銀行の行員は「不正を行わなければ融資ができず、営業の数字が作れない」という理由で、スルガ銀行行員自らが積極的に資料改ざんに関与していたことが、この資料からよくわかります。
不正の事実-005でも示してた通り、行員の営業成績を上げるために、本来融資をしてはいけない顧客や物件に対して、このように審査資料を偽造して融資を行い、結果として多くの不正融資被害者を生むことになりました。