スルガ銀行 偽装の実態-018 原本の写しに相違ありません-003
この資料は、スルガ銀行不正融資による被害者がスルガ銀行から開示された、融資審査資料の1つです。
スルガ銀行から開示された預金通帳のコピーには残高明細及び入出金明細に改ざんがあります。
左側は被害者が所有している「みずほ銀行の預金通帳」ですがH28/2/19に90,055円の預金残高となっておりますが、右側のスルガ銀行から開示された預金通帳のコピーでは同日時点で5,090,055円の預金残高に改ざんされています。更に提出していない定期預金のページにおいて9,000,000円もの残高があるように改ざんされております。極め付けは預金通帳の原本を提出していないにも関わらず、所属長による原本確認が行われた旨の押印がされているのです。
1400万円の自己資金の改ざんが行われていることは、融資審査時にスルガ銀行が原本を確認すればすぐに判明することです。それにもかかわらず、所属長は預金通帳の原本を確認することもなく「原本の写しに相違ありません」という印鑑を押印しております。
つまり、不正の事実-007に記載の通り、スルガ銀行の行員は「不正を行わなければ融資ができず、営業の数字が作れない」という理由で、スルガ銀行行員自らが積極的に資料改ざんに関与してことが、この資料からよくわかります。
不正の事実-005でも示してた通り、行員の営業成績を上げるために、本来融資をしてはいけない顧客や物件に対して、このように審査資料を偽造して融資を行い、結果として多くの不正融資被害者を生むことになりました。